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2008年10月14日

鉄ちゃん

 日本の戦後復興、高度成長期を象徴した初代新幹線「0系」が、11月末で営業運転を終え完全引退する。「夢の超特急」として幅広い層の人々に親しまれてきた昭和の“ヒーロー”だけに、記念の駅弁販売から演劇公演まで引退フィーバーが熱を帯び始めている。 (社会部・坂本信博)

 ■復刻弁当・ジオラマ・演劇 ヒーロー別れ惜しむ

 「当時の雰囲気と味にこだわりました」。JR博多駅で駅弁を販売する寿軒(福岡市)の担当者は胸を張る。博多駅で10月14日から、山陽新幹線博多開業(1975年)時を再現した記念の「復刻版おべんとう」(800円)が発売された。当時、弁当の“3種の神器”とされた焼き魚と卵焼き、かまぼこなどが入った幕の内弁当で、社内に保管されていたレシピを基に味付けもできる限り忠実に再現したという。

 99年以降は「ひかり」ではなく「こだま」として山陽新幹線の新大阪‐博多だけで運行されている0系。沿線各駅でも、記念駅弁の発売が相次いでいる。

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 丸みのある先頭形状に愛嬌(あいきょう)がある0系。記念グッズも人気だ。

 JR西日本の新幹線基地・博多総合車両所(福岡県那珂川町)のジオラマセット「さよなら0系記念 博多総合車両所」は歴代新幹線のチョロQとペーパークラフトのセットで価格9000円。高額だが、限定1000セットが8月1日の発売後、一週間足らずで完売した。

 発売元のジェイアール西日本商事によると、購入者は40代以上が目立つ。開発部の永井孝一部長は「明るい未来を予感させる0系にあこがれ、愛用してきた世代が中心。予想以上の反響でした」と喜ぶ。

 福岡が拠点の人気劇団「ギンギラ太陽’s」は11‐12月、東京で0系を主人公にした「BORN TO RUN さよなら初代0系新幹線‐引退記念スペシャルバージョン」を上演する。

 夢の超特急と形容されたが、新型の登場で脇役になってしまった0系が引退を知って、ある行動を起こすという物語。2000年初演の特別版で、福岡以外では初公演となる。

 主宰の大塚ムネトさんは「0系は、今では大阪までしか走っていません。ギンギラの舞台が唯一、東京を走る機会なのです。0系の魂を背負って東京で暴れてきます」と意気込む。

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 JR西日本は0系を「ひかり」として復活させる「さよなら運転」を営業運転終了後の12月6、13、14日に催す。「各駅停車の『こだま』ではなく『ひかり』として最後を飾らせたい」と同社。問い合わせは福岡支社=092(474)1677。

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 ●ワードBOX=0系新幹線

 東京五輪開会直前の1964年10月1日、東海道新幹線の開業で「ひかり」「こだま」としてデビュー。当時世界最速の時速210キロで、特急で6時間半かかった東京‐新大阪を3時間10分で結んだ。新幹線は山陽、東北、上越、長野、九州と延伸し、新型車両が次々と誕生。0系は、老朽化と最新型のN700系(最高時速300キロ)登場による世代交代などを理由に廃車される。(“引退商戦”熱気も加速 「夢の超特急」0系新幹線(西日本新聞) - Yahoo!ニュース)
posted by 金融道 at 20:25| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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